ほったらかしでも10万円!ミニサイトを作って儲ける法
著者:和田亜希子

ミニサイトをつくって儲ける法
引用 発行所:日本実業出版社
◆第1章 <入門編>ミニサイトへようこそ
ミニサイトの特徴
①絞り込んだニッチテーマ・・・テーマを程よい絞り込み、内容を充実させる
②コンパクトサイズ・・・テーマにより情報量が決まる

③全体設計をがっちり・・・想定訪問者のニーズを前提に全体構成を設計する

ミニサイトのメリット
今までのサイトでは
・コンテンツが肥大化してしまう
・盛り込みすぎてテーマがぼやける
・誰のどんなニーズのためのサイトか不明瞭になる
・今まで作っていたブログと違いが良くわからないもになる

ミニサイトでは(訪問者にとってのメリット)
①時間節約・・・一定の時間内で読める
②ピンポイント・・・欲しい情報だけが掲載されている
③読みやすさ・・・無駄な部分をカット、内容を充実させる

ミニサイトでは(運営者にとってのメリット)
①集客できる・・・テーマ自体がSEO、勝てるフィールドで勝負
②短時間で制作可能・・・コンパクトに短時間で完成
③その道のプチ達人に・・・学んだ事をどんどんアウトプットする

専門知識がなくても、興味あるテーマでミニサイト作り
たくさんの「?」を大事にする
=読者の知りたい情報をミニサイトに掲載する
=知りたい情報がないなら、自分が作る
=”ズブの素人”を強みに変えて読者視線でサイト作り

ブログコンテンツをスピンアウトさせてミニサイト作り
=ブログカテゴリとは違う切口→ブログで人気のあるコンテンツをミニサイトに
=アクセス数が突出している記事をベースにミニサイト作り
=ブログコンテンツの”棚卸し”を兼ねて
⇒ブログ記事の要点を絞った中身
⇒概要だけをまとめ、より知りたい内容にリライト
⇒複数の記事を1本にまとめ、1本を複数に分割
⇒ミニサイトの文体で再度リライト

第2章<実践編>ミニサイトを作ってみよう!
ミニサイトのテーマ設定
=転がっているネタを拾う
⇒「へぇ~」「おゃ~」と思うことを書き止め、調査して、使えるものをピックアップ
=面倒なことをネタにする(みんなが調べたがらないネタ)
=「誰かに教えたい!」と思ったことを「ネタ」にする
=何かに新たに挑戦することは「ネタ」になる
=「まとまった情報がほしい」と思ったことは「ネタ」になる
=比較検討したことは「ネタ」になる
=見慣れないものがたくさんある場所には「ネタ」がある

ほどよい絞り込みが大事
=オンリーワンになれるテーマを探す
=絞り込んで他に良質なサイトがない「未開の地」を目指す
=「この切り口ならライバル不在だ」という穴場を探す
=「このテーマならこんな内容」といった具体的な内容にまとめる
=独力で無理なくつくれる範囲に絞る
=自分以外にもニーズがある友人知人の顔を思い浮かべて作る
※写真撮影 1枚

●「掛け算」でテーマを絞り込み
=要素を掛け合わせてテーマを絞り込む
⇒最初に見つけたテーマから波及させて他のテーマを見つける
=エリア要素を掛け合わせる
⇒例)どこどこの バーベキュー場
=目的&状態を掛け合わせる
⇒例)超入門! 接客に最低限必要な中国語
=想定ユーザの属性(性別・年齢)などを掛け合わせる
⇒例)アラフォー女子の〇〇〇
=時期・時間帯・期間などを掛け合わせる
⇒例)四季、平日/週末 3か月間
=金額を掛け合わせる
⇒例)たった1万円で効果絶大! 部屋のイメチェンアイテム
=書き出すことで”組み合わせ”やすくなる
⇒頭の中のアイデアを紙に全部書き出す、マインドマップ作製

テーマが決まったら「企画書」をつくる
①ミニサイトの全体像を明確にする
=サイト構成、デザイン、作成するコンテンツ、スケジュールを作る
②「テーマ」の先にいる「想定ユーザ」を意識する
=最初にきちんとどんなニーズがあるか?どいう人を対象か?どんな情報を発信するか?
仮説をたて、まずは作ってみる⇒徐々に修正を加え、アクセスを伸ばす
③最後まで「つくり切る」ためのタスク管理
=タスク管理、スケジュールと進捗管理の両方が必要(作業時間の見積もりと実績)

ミニサイト企画書
①「サイト名」はシンプルでわかりやすく
・ストレートなサイト名・・・サイトを見ただけで「どんなサイトか」容易にわかる
・長くし過ぎない・・・長くなりそうな場合は「ショルダーコピー+サイト名」
・ひねりすぎない・・・個性的・エッジのたったものは必要ない、むしろシンプルで
無難な名前で安心・信頼してもらえるものにする
※写真撮影 2枚
②「説明文」はコアとなる要素を短めの単語で表現
③サイトづくりの初心「サイトコンセプト(バックグラウンド)」
④「想定訪問者」は3つのシーンを想定
⑤どうやってつくるかを検討する「サイトの形式・概要」
⑥本の目次に該当する「コンテンツ」
⑦自分こそが語れる「管理人の強み」
⑧「タスク・課題」はほどよい達成感を感じられるものに
=無理なタスク・課題を盛り込まない、程良い難易度にする
⑨サイトづくりの時間管理をする「スケジュール」
⑩季節やイベントを意識した「集客プラン」
⑪収益化の可能性をイメージする「マネタイズプラン」
⑫「その他」には思いつくことを何でも書き出す

コンテンツ設計カテゴリ&記事一覧作成
・作成する記事のタイトル一覧を書き出す
・カテゴリ設定の前に「切り分け」作業
=まずはどんな可能性があるのか知るために選択肢を広げたい
=最終的に決めるため、選択肢を絞り込むためのヒントがほしい
=〇〇を楽しむための情報
=お金や時間の節約につながる情報
・「知識&情報ゾーン」と「管理人の体験ゾーン」
・カテゴリを決定する
=数を増やしすぎない
=わかりやすいカテゴリ名にする
=優先順位をつける
・トップページの構成・配置を考える
・作成予定の記事をリストアップ
・周囲にヒアリングして違う視点も取り入れる
・記事のバリエーションを増やそう
・カテゴリ・記事一覧ができたら再度企画書を見直す

第3章<制作編>短期間で効率よくつくるには?
●Movable Type
http://www.sixapart.jp/Movable Type/

第4章<マネタイズ編>副収入を得よう
マネタイズ=「収益化する」
Google広告配信=DoubleClick for Publishers(DFP)
https://www.google.co.jp/doubleclick/publishers/welcome/
電子書籍
アマゾンKindleダイレクト・パブリッシャ
https://kdp.amazon.co.jp/
noteノート
https://note.mu/
●「なかな収入につながらない」と嘆く前に
・まずは良質なコンテンツづくりに注力する「コンテンツファースト」
・広告のクリック率=1%
・アフィリエイトコンバージョン率

◆第5章<発展編>ミニサイトづくり職人を目指せ
●複数のミニサイトを保有する
①つくるほどスピードアップ
②成功法則を転用・応用する
③ポートフォリオ化してリスク管理

 


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