「なぜかお金が貯まる人」がやっていること
著者:田口 智隆

「なぜかお金が貯まる人」がやっていること (廣済堂新書)
引用」出版社:廣済堂出版 著者:田口 智隆

お金の貯まらない人は、
自分で自分をコントロールできない人は、総じてお金に
関してもルーズだ。
お金が貯まる習慣を身につけたことで「自己管理」する能力がついた。

◆お金にだらしない人は人生もだらしない
「お金も時間も、使うところでは惜しまず使う、締めるところでは
締める」というのが人生で成功する秘訣なのだ。

◆人を大切にする人の元にはお金が集まってくる
≪お金持ちの共通点≫
1.お金を大切に扱っている人:お金を粗末に扱う人の元にはお金は集まらない
2.人とのご縁を大事にする人:人生に成功している人ほど腰が低い、人に対して丁寧
3.人望が厚い人:「信用」=「お金」であった。 まずは、人望の積み上げを図ろう!

◆どこで使ってどこで締めるかのバランス感覚を養うコツ
・出費をコントロールできるか否かで、お金が貯まるスピードが変わってくる。
・ヤケ買い、衝動買いは心がすさんでいる証拠
・お金を正しく使える人は、自分のスタイルを持っている
・「ほしい物」と「必要な物」を見極めるコツ
「ほしいと思ったもの」を1か月待ってみよう、1か月経ってもほしいものならば、
無理してでも購入してかまわない」

★「お金が貯まる習慣」
①財布の中身がきれいに整頓されている。
②靴の手入れが行き届いている。
③お金がなくても「お金がない」と言わない
④できる範囲で他人のためにお金を使える。
⑤大きいお金を使うことに慣れている。
⑥虫歯が無いようにしている
⑦経費精算をマメにしている
⑧テレビから必要な情報だけを得ている
⑨食事を大切にしている
⑩朝の活動を楽しんでいる

★「お金が貯まらない習慣」
①週に何度もATMでお金をおろしている
②自分が悪くなくても謝ってしまう
③いつも残業をしがちである
④使いかけの調味料がいくつもある
⑤ランチでさえも即決できない
⑥店員に対して横柄な態度を取っている
⑦三十歳過ぎても親と同居している
⑧「夜更かしは贅沢」だと思っている
⑨気が付けば全然運動していない
⑩自分の会社以外のことに関心を持っていない

★お金との付き合い方の意識を変えてみよう

・ついついお金を使ってしまう、怖い人間心理に気付こう
・まずはお金を大切に、丁寧に扱うことからはじめよう
・「何となく後悔する」お金の使い方は卒業しよう
・未来を見据えた蓄財をして、貯まった先の幸福を感じよう
・”買わない”ではなく”今の自分には必要ない”に考えを変えよう
・お金を使うときには「昨日」と「明日」を意識しよう
①過去に同じような物を買っていないか?
②今、ここでお金を使って、今月やりくりができるか?

★幸運を呼ぶ、お金の整理・管理術
・お金の使い方には三種類ある
「浪費」「投資」「消費」の三種類だ

---悠久流整理術開始---
・買い物・サービスを受けた時のレシートを必ずもらい、それをクリアファイルに入れる。
・一週間一度、クリアファイルから出して、A4の白紙の用紙に
「浪費用」「投資用」「消費用」に分けて貼って行き、末尾にそのページの合計を書く
・それを1か月単位に「浪費用」「投資用」「消費用」のEXCELシートに入力して行き、
レシートに番号を振り、無駄な費用をEXCELシートのセルにピンク色を付ける。
---悠久流整理術終了---

◆理想的な支出バランスは
「浪費=70%」「投資=20%」「消費=10%」である。

◆浪費しないための理想的なお金の使い方
①給与が振り込まれたら、1か月に必要な分の生活費を口座から引き出す
②使用用途別に封筒を用意し、お金を分ける
③封筒に入っている予算内でやりくりする

◆無理なく、確実に貯金をする方法
初心者におすすめなのが「投資信託」です。
そして最も良い点は、銀行の積み立て預金と同様に、”積立投資”ができる
最後は、お金を貯める”目的”を持つことです。
その目標は、”経済的独立”で誰にも依存せず人生を自由に設計するだけの資産を持つこと

「コツコツとお金を貯める、ということは、自分の人生と真摯に向き合うことだ!」