エレガンス道 part1
すべての所作を美しく魅せる マダム・マジック55
著者:マダム由美子 出版社:大和出版
エレガンス道 ――すべての所作を美しく魅せるマダム・マジック55
引用:出版社:大和出版
まず、美しさは「形」から入らねばなりません。
内面の美しさも肝心ですが、内面の美しさがにじみ出すのを待っていたら、おばあさんになってします。
今、現時点での貴女の美しさは、外見から醸し出しましょう!
◆醸し出す「ふんいき」
それはその人の気品あるたたずまい、優雅なしぐさ、ふと魅せるせつなさ
更に、なにより、あふれんばかりの微笑み
思わず男性が振り返る全身からのオーラーです。
それを今から説明します。
◆あるときに見た子供バレエスクールの一幕です。
小さな小学生のバレエのレッスン生がたくさんいます。
その周りを子供のお母さんが大勢取り巻いています。
どこにでもある風景です。
ふと、気付いたのですが、真ん中で踊っている女の子たちはあどけなく、
全員がピタッとそろっている訳ではないのですが、みんなかわいく見えます。
しかし、私が目に止めたのは次の踊る順番を待っていて、床に座っている女の子たちです。
なんと、ピンクや赤のレオタードと白いストッキングはなんとも愛らしいのです。
その女の子たちは、みんな揃って立膝をついています。
一瞬、少女ではなく、大人の女をイメージしました。
この頃から自分のお気に入りの所作を身に付けていました。
「実は、脚がとても綺麗に見えるのです。」
◆「がさつさ」は嫌われる。
どうしても忙しいと何事にも荒っぽくなってしまいます。
でも、あまりに度が過ぎると見た目にもおばさんぽくってせかせかした感じはいやです。
忙しい割には、どことなく動きが流れている人を見かけます。
それは一種の日本舞踊の様でもあります。
そして、最後に出す「ため息」、「はぁ~」と少し控えめなところが色っぽい。
◆自然な良い姿勢
宝塚音楽学校の生徒さんは、皆さんビックリするぐらいピ~ンと背筋を伸ばしています。
また、歩き方もまるでラインダンスに登場するぐらいのシャカシャカと歩きます。
見ようでは、ちょっと小生意気なようで規律を守る美があります。
その姿勢を正すことで「脊椎起立筋(せきちゅうきりつきん)」これは背骨の両側の筋肉で
姿勢をピ~ンとしているだけでも鍛えられ、ダイエットにも効果があります。
◆脚を組んで座る
男性にとって脚を組んで座る女性のなんと魅力的なことか?
だから、美人を意識している女性は、見せるための脚の組み方を心得ています。
電車の中でも周りの男性がチラッチラッと脚を組んでいる元へ視線が注がれています。
その「見えそうで」・・・「見えない」まるでマジックの様なしくみ
それが魅力のポイントです。
そして、もう一つ、決して脚を組んで電車に座るときは、深く座らないで下さい。
浅め目に座って意識していないように見せて意識して下さい。
また、深く座って寝てしまわないように。